前田裕二「メモの魔力」の感想!抽象化・転用の効果、ツールは何?

前田裕二「メモの魔力」の感想を書いてみた。

仮想ライブ空間で有名なSHOWROOMを立ち上げた前田裕二氏の「メモの魔力」を読んだので、感想や内容などについて書いてみました。

「メモの魔力」で前田裕二氏が普段行っているメモの取り方、書き方や前田裕二氏が言う抽象化、転用とは何か?

さらには前田裕二氏がメモを取る際、どんなツールを使っているのかといったことなどをまとめてみました。

「メモの魔力」を要約すると・・・

「メモの魔力」に書かれていることを要約すると、とにかくメモをとり、その書かれた事実(ファクト)から抽象的要素を抜き出し、他のことに転用するということです。

前田裕二氏が圧倒的な量のメモを取る目的は新たなアイデアや付加価値を創出するためだそうです。

SHOWROOMもメモによって生まれたそうです。

ただ、ここでいうメモとは単なる記録としての「メモ」ではなく、「メモの魔力」にある書き方と思考法をマスターした上でのメモのことです。

前田裕二氏は、メモは「たかがメモ、されどメモ」とし、メモをとることは生き方とまで言っています。

なかでも、メモを取る上での大きな要素となっている抽象化と転用は、思考を深めることができ、そこから生み出されたアイデアが新たなビジネスモデルを生み出した事例も紹介されていました。

抽象化、転用は「メモの魔力」のキモになる部分であり、このノウハウを使うことで、自分の夢をも叶えることが可能だと言っています。

「メモの魔力」にある抽象化、転用とは?

気になるのは、抽象化と転用ですよね。

よく「抽象的すぎてわからない」とか「わかりやすく具体的に言って」なんて言いますよね。

なので、抽象っていうと、なんとなく難しいもののように感じる人も多いかもしれません。

けど、実は抽象はシンプルです。本来、抽象とは物事の本質は何かってことです。

たとえば、赤、青、黄、白、黒・・・ってありますが、これ、一言で言えば「色」ですよね。同様に柴犬、チワワ、ブルドッグ、ヨークシャーテリアなどを抽象化すると「犬」です。

 

「メモの魔力」でいう抽象化もこれと同じで、前田氏は、ある要素(出来事や、エピソードなどで本ではファクトとあります。)から本質的な部分を抽象化していきます。

要素(ファクト)を単なる情報で終わらせるのではなく、抽象化することで、つまりは「~ってことだよね」ってレベルに引き上げていくわけです。

で、この抽象化したことを次に転用していくわけです。転用は、その名の通り、転じて用いることで他のことに応用することです。

メモの魔力のキモとなるのは、この「ファクト→抽象化→転用」をひたすら繰り返していくことなのです。

メモの書き方は?

「メモの魔力」をどう実践していくのか?

「ファクト→抽象化→転用」の具体的な書き方についての詳細は「メモの魔力」に書かれていますので、ここでは、ざっくり説明しますね。

ノートは見開きで使い、左に事実(ファクト)を書き出し、右側は抽象化、転用といった思考のページとして書き込んでいきます。

この分け方は、左脳と右脳の働きとも連動していて、クリエイティブ性の高い部分である抽象化、転用は右側に書くのだそうです。

ここまで考えてノートにメモするのってすごいですよね。

巻末の自己分析1000問がすごい!

「メモの魔力」の3章、4章には、メモで自分を知り、メモで夢を叶えるとあります。

夢を実現させる場合、まずは自分が何をやりたいのかをわかっておく必要がありますよね。
で、そのためには、まず自分の軸を知ることが重要なのですが、この本には親切にも巻末に自己分析1000問という設問があります。

この質問に答えていき、さらにその答えに対し、抽象化し転用することで自分を知り自分の軸を発見できるというわけです。

ちなみに前田氏は就活時にノート30冊分にわたり、自己分析をしたそうです!

凄すぎですけど、この自己分析はやってみると面白いですよ。

「メモの魔力」の効果は?

僕の場合、まだ実践しはじめたばかりなので、明確な効果があったという実感はまだないのですが、前田裕二氏が「メモの魔力」でメモを取ることの効果やメリットとして上げているのは、

・アイデアを生む能力
・情報をキャッチする能力
・話し手からより深い話を聞き出せる能力
・話を構造化、階層化する力
・言語化する能力

の5つです。

メモをすることでこれらの能力が成長し、それが人間としての成長にもつながる効果があるととまで言っています。

最近は、僕も「ファクト→抽象化→転用」を習慣化しようと目についたものや聞いた話とかについて、その本質はなにって感じで抽象化しています。

これ、やってみると要するに一言で言えば何?って感じなので、まさに言語化能力が養われていく気がしています。

どんなツールを使っているの?

「メモの魔力」を実際に自分もやってみようと思ったときに、どんなツールを使えばいいのか気になりますよね。

で、「メモの魔力」を実践するためのツールは何かと言うと・・・・ノートとボールペンだけです。(^_^;)

ただ、どんなノートとボールペンでもいいというものではありません。

「メモの魔力」におすすめのノート

前田裕二氏いわく、このメモを取る努力を習慣にするには、持っているだけでモチベーションが高まるようなものがいいということです。

ご本人は、モレスキンのB5版のノートを使っているとのこと。

モレスキンのノートは、ピカソやヘミングウェイとかも愛用していたノートだそうです。
表紙が分厚くて、重量感があるので、かっこいいですし、ページ数も多いから、たくさんメモ取れそうです。

さりげなくモレスキンのノートを取り出して、メモするなんて「この人デキそう」って思われるかも!

あと、ボールペンは4色ボールペンがおすすめです。

4色ボールペンはメモを取る際に「主観・客観」と「重要度」を区分けするためです。

緑はファクトに対する主観を書くのに、黒は普段使いでファクトをメモするのに、赤と青は重要度で色分けするのに使います。

「メモの魔力」をやってみた~まとめ~

前田裕二氏の本を読んだのは、人生の勝算に続いて2冊目です。

彼の発想力とか思考について興味があり、「メモの魔力」を読んでみました。

で、せっかく読んだので、メモの魔力をやってみたんです。

本にも書いてありますが、最初は、とにかく取り憑かれたようにたくさんの量をメモすることから始めるといいそうです。

が、実際にやってみるとなかなか簡単には真似できない(;_;)

人が話していることを片っ端からメモしていくとメモを書くことと話を聞くことを両立させなくちゃいけません。

どうしても聞き漏らしや書き漏らしがあるんですよね。

あと字を書くのが遅い。最近はスマホやPCなので、漢字が思い出せなかったりして、あれって感じでメモする手が止まったりしてしまいます。

まぁ、この辺は慣れるしかないのかなって思いましたね。とにかくメモです!