「働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける」の感想

働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける ヒロシ 講談社

一時期、「ヒロシです・・・」という切り出しで自虐ネタを披露する芸風でブレイクしたヒロシ氏の本。

ヒロシ氏が、自分の好きな「ひとりキャンプ」をYouTubeに動画アップして、それをベースに収入を得ていることと自分自身も基本的には「ひとり」が好きなので、どんなことが書かれているのか気になり購入しました。

この本の本質的な部分は、自分について徹底的に掘り下げることだと思います。

自分の周りにいる友人、先生、親、上司、同僚などなど、そういった自分以外の人の言うことや意見などに流されるのではなく、徹底的に自分と向き合い、自分が好きなことはなにかを見つけ、それをネットを利用して発信していく。

その延長線上には、お金を得ることができるということです。

基本は自分です。

他人や本、ネット、SNSなどに反応するのではなく、自分がどう感じるか?

この一点に尽きるのではないでしょうか?

自分と徹底的に向き合うことで、自分の好きなことがわかり、それが仕事にもなるというわけです。

これが「働き方1.9」というタイトルになっています。2.0への残りの0.1は、独自のスタイルのためのということだそうです。

 

たしかに好きなことには夢中になれますよね。

ただ、いざ自分の好きなこと=仕事になったことで、好きなことが好きでなくなってしまう可能性もあるのではないでしょうか?

というのは、ビジネスとなったときには、利益の追求とかより多くの人に受け入れられるにはといった戦略も必要になってきます。

そうなると自分ではやりたくないこともやらなくちゃいけなくなるのではないかと思いました。で、そうなると好きだったものが好きじゃなくなることだって可能性としてはあるのではないでしょうか?

これがビジネスではなく「趣味」の領域内であれば、楽しいことだけでやっていけるので、嫌になる可能性は少ないと思います。

ただ、ヒロシ氏としては、趣味をネットで発信するだけで良いというところはあります。つまり、嫌なことはしないというスタンスです。

僕が思ったのは、ビジネスと捉えるのではなく、趣味=好きなこととしてやっていくことが軸として確立していないといつか飽きてしまうだろうということです。

 

好きということの捉え方を誤ると続かないでしょうね。

 

好き=得意と勘違いすると失敗します。まぁ、そのへんはしっかりと書かれていますけどね。

 

自分を客観的に見つめることで、なにが好きで何が嫌いか、をはっきりさせる。嫌いなものはやらない。

好きなことを発信する。それも今すぐにです。やりながらいろいろと修正していく。おもしろいと思ったことは即、やってみる。

そういうスピード感が必要でしょうね。