古典落語100席 立川志の輔が監修しているので読んでみた。

古典落語100席 選・監修 立川志の輔 PHP研究所

一昨年くらいに人生ではじめて生で落語というものを観に行きました。
メインは三遊亭円楽さんでした。

そのときに落語の魅力に取り憑かれ・・・っていうのではないのですが、せっかく落語を観に行くのなら、ネタとなる噺は知っておいた方がより一層おもしろさを感じられるのかなと思い、この本を読んでみました。

ただ、通読して思ったことは落語というのは、やはり噺家さんの話術によって、面白さはちがってくるので、そこらあたりの楽しみ方は実際に落語を観に行かないとなんとも言えません。

そんなことは当たり前といえば当たり前ですが、それでもやはり話術というかアレンジ力により、同じネタでも、違うのです。

だからといってこの手の本を読んでもあまり意味がないということをいいたいわけではありません。

全く逆です。

古典落語ですから時代は江戸が中心です。江戸時代が終わってからすでに150年ほど経ってますから、この本に収められている古典落語は、それ以前に噺です。そんな古いものが現代にも噺家さんたちによって、語り継がれているのですから、面白くないわけがありません。

噺によってはどこが面白いの?と思うものもありますが、おそらく自分に読み解く力がなかったのだと思い、何度か読んでみるとちょっとしたヒネリがあったり、人間の本質的な気持ちとかがそこに存在していたりして、くすっと笑えたりするわけです。

 

時代背景や設定は違いますが、同じ人間の姿が表現されているのだとそう感じ、落語の持つ魅力に触れられた気がしました。

ちなみに、その後も、年に1、2度ですが落語を生で観に行っています。ただ、志の輔さんのはなかなかチケットが取れないですね・・・。

なんとか観に行きたいものです。