アガサ・クリスティの「ABC殺人事件」の感想・評価!面白いのか?


アガサ・クリスティ作品でも有名なABC殺人事件を読みました。ミッシングリンクの始祖とも言える作品を読んだ感想や実際に面白いのかどうかを評価してみました。

これからABC殺人事件を読んでみようと思う方は、参考にしてみてくださいね。

ABC殺人事件を読もうと思ったきっかけ

ABC殺人事件を読もうと思ったのは、まず、最近、クリスティ作品に心酔していることがあります。

それとこの本は、ずっと本棚にあったのですが、いつどこで購入したのか、さらには読んだのかどうかも記憶が定かじゃなかったので、(おそらく読んだのですが、内容をまったく忘れていた)読んでみることにしました。

本の巻末に見てみると、平成7年の増刷されています。またハヤカワ文庫の表紙が赤いタイプではなく、新潮文庫からの本でもあります。

読んだ感想

ABC殺人事件を要約してみると

ABC殺人事件は、A、B、Cの頭文字を持つ人物が、同じようにA、B、Cの頭文字のつく場所で、殺害され、その場所に「ABC鉄道案内」という本が置かれているというものです。
名探偵ポアロのもとにABCを名乗る人物から、手紙が届き、それらの事件が起こっていきます。その犯行から、犯人は精神異常者と考えられ、捜査が進んでいきます。なかなか犯人への手がかりがつかめないまま、殺人事件は続いていきます。ポアロは、被害者の関係者らの記憶をたどり、ついに真犯人を突き止めるという話です。

感想

アルファベット順に殺人事件が行われていくというミッシングリンクものとしては、クリスティのこのABC殺人事件が元祖と言われています。

今の時代に読むと、トリックに偶発的な要素もあり、強引かなという感じもあります。しかし、やはり、結末でのどんでん返し、意外な真相という点では、十分に楽しめる作品です。
ストーリー自体に無理がないというか、読んでいて退屈さを感じさせない引き込む力量というのは、さすがミステリーの女王、クリスティだなという感想です。

それと「挿話」の部分も、内容の恐怖感を醸し出す効果を高めていると思いました。

そもそも、ミッシングリンクというアイデアを考えた事自体がすごいですので、ミステリーファンなら、まず読んでおくべき作品です。

エッセンスとは?

ABC殺人事件の本質は、「木を見て森を見ず」にあります。

ひとつひとつの事件だけにとらわれると、アルファベット順に起こる事件は、異常者の犯行としか思えません。

しかし、それらの事件を客観視し、動機や目的を追求していくことで、真相にたどり着ける仮説が立てられます。

その仮設をもとに検証していくと、一連の事件の中にも違和感を感じられる部分が見えてきます。

で、それについて考察すると、真犯人が明らかになるのではないかと思います。

ABC殺人事件を評価してみると

ミステリーを読むのなら、まずは押さえていくべき作品の一つが、ABC殺人事件です。
ミッシングリンクものという発想と結末の衝撃度は、高く評価されるものです。

次の被害者は、だれなのか、ポアロの着眼点の鋭さや思考方法の基本もこの作品で、わかるので、その点も楽しめます。

結局、面白いのか?

ABC殺人事件は、面白いです。面白いゆえに、ABC殺人事件は、有栖川有栖などいろいろな作家が題材にしたりしています。

また、「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」といった漫画になったり、ps4でゲームにもなったりしているんです。

小説ではなく、そういうものでも楽しめるので、やはり面白い作品なのです。

まとめ

読み終わって、やはりクリスティはすごいとあらためて感じました。

ABCと順番に殺害事件が起こるだけじゃなく、そこのイギリスで有名なABC鉄道案内の本を絡め、さらには異常者を浮かび上がらせるという発想は、見事です。

なので、ミステリーファンなら、必読の書だと思いますよ。

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