「エッジウェア卿の死」を読んだ感想!名探偵ポアロの推理が冴える?

久しぶりにクリスティの名探偵ポアロシリーズを読みました。タイトルは「エッジウェア卿の死」。

アリバイ崩しかと思いましたが、実に巧妙なトリックが仕組まれている傑作です。

「エッジウェア卿の死」を読むきっかけ

今までクリスティの本は、かなり知名度の高い作品ばかり読んできました。エッジウェア卿の死が、知名度低いのかといえば、そんなことはないと思いますが、個人的に聞いたことがなかった作品でした。

最近は、Kindle中心の読書だったのですが、休日に久しぶりに書店をぶらつきたくなり、行きつけの本屋で、購入しました。

ミステリーを読みたいと思っただけです。あとは、同時刻に同じ人物が目撃されるという謎とアリバイ崩しのような内容に惹かれたからです。

どんな内容?

「エッジウェア卿の死」の登場人物は、映画スターや大金持ち、貴族といったハイソサエティな世界の人たちばかりです。

その中にあって、殺されるエッジウェア卿というのは、ちょっと変わった人物で怪奇趣味的なコレクターだったりします。

冒頭は、ポアロとヘイスティングズが形態模写の俳優のショーを見ているところからはじまります。ものまねの女優さんは、いろいろと俳優などの形態模写を行います。

その後、ホテルでディナーをしているところに、エッジウェア卿夫人の美人女優ジェーン・ウィルキンスンが、ポアロに「夫と離婚したいので、交渉をしてほしい」という相談を持ちかけてくるところから物語が動き出していきます。

ミステリーですから、ネタバレは避けますが、ストーリーのポイントは、自宅でエッジウェア卿が殺害された時刻に、妻のジェーン・ウィルキンスンが、自宅を訪れていたのを秘書に目撃されていたことと同時刻にとある富豪の夕食会にウィルキンスンの姿が目撃されていた点です。

ちなみに、殺人は3つありますよ。

ポアロは、様々な情報から、最終的には名推理を披露していきますが、今回は途中で自らの推理に間違いがあり、その点で大いに反省している部分の面白かったです。

「エッジウェア卿の死」を読んだ感想

途中で、トリックがわかる方も多いと思いますが、最後の最後のどんでん返しがあるので、そこが面白いと思います。

僕の場合は、80%まではわかったけど、残りの20%に隠された謎は、最後まで読まないとわかりませんでした。

また、裂かれた手紙に隠された真相も英語だからこそできたトリックかなと思いましたし、かなり面白さがありました。

登場人物の殆どが犯人なのではないかと疑いたくなるエピソードを持っており、それが物語全体を謎に包んだまま、最後のどんでん返しにまで引っ張る力量は、さすがミステリーの女王と思わずうなりたくなりました。

ミステリー醍醐味である謎がふんだんに散りばめられているのでミステリーの出血大サービスのような作品です。

まとめ

話の軸は、おそらくシンプルだと思います。

加害者と被害者の関係性から、目星はつくかもしれません。ただ、その周辺にいろいろな謎を提示していくので、推理が迷子になる感じです。

で、最後に「そうだったか」という意表を突く真相。

クリスティを楽しむのには、おすすめの作品です。

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