世界史から「名画の謎」を解く 日本博学倶楽部

世界史から「名画の謎」を解く 日本博学倶楽部 PHP文庫

古代ギリシャ・ローマ時代から20世紀の美術まで美術の歴史におけるなぜについて、その背景にある世界史との関連性から紐解いていく内容です。

芸術は好きなので、絵画にも興味がありました。ただ、今までは、絵画と画家という関係で鑑賞していたので、単なる自分の好みや知名度などで絵を観ていました。出来上がった作品を鑑賞するだけです。鑑賞するうえで、疑問に感じた部分についてはあくまでも自分なりの解釈で謎を解消していただけというレベルです。

僕のような絵画観賞初級レベルの方は、この本により、絵画の潮流というものを理解できると思います。

絵画は、世相や時代を反映しています。そのため政治的なしがらみや権力に左右されていた部分があった。したがって、絵画における主流の傾向、いわゆる多数派ができるとそれに反する少数派が出現し、やがてその少数派が多数派へ変わっていき、また別の少数派ができていくという、その繰り返しであることが、流れとして理解できました。

新しいものが生まれる背景には、常に少数派の存在が、あるということです。

今まで、バロックだのロマン主義だの、印象派、ポスト印象派、写実主義だのって、点でしかわかっていなかった絵画について、それらの流れが線となり、そしてさらには波となり、理解できたことは大きかったと思います。

ちにみに、日本博学倶楽部についての詳細はネットで検索しても、はっきりとしたことが掴みきれませんでした。

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