本音で生きる

本音で生きる 堀江貴文 SB新書

ホリエモンの本は結構好きで、よく読みます。新書なので1時間くらいで読了できました。

この本のタイトルは、「本音で生きる」ですけど、ホリエモンは、なぜ多くの人が本音が言えないのか不思議であるといっています。そして本音が言えない理由は、自意識とプライドのせいだと書いています。

たしかに当たっています。

では、なぜ、著者はそこまで言うのかというと、人生は、いや時間は有限だからだというのです。つまり、自分のやりたいことがあるなら、つべこべ言わずにやったらいいという。その理由は時間には限りがあるから、である。

時間は誰にも絶対的に平等にあり、そして有限である。自分がやりたいことをやって充実した人生を生きるには、本音で生きていかないともったいないわけなのです。

できない理由をあげつらったり、言い訳したり、バランスをとったり、空気を読んだり・・・そんなことをしている暇があるなら、やりたいことをさっさとやって、たのしく充実した人生を生きようというわけです。

ホリエモンはそのためにはすべての時間を最適化せよと説いています。無駄を徹底的に排除し、効率よく自分の時間を使うことで、自分のやりたいことができるのです。

僕はこの部分に非常に共感を覚え、とにかくスキマ時間を有効に使うことにし、今はスキマ時間はすべて読書かスマホのニュースアプリをよむことにあてています。

ってことで、さっさと行動すべし!!

ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね ~常識を疑えば未来が開ける~

ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね ~常識を疑えば未来が開ける~ 堀江貴文 西村博之 集英社

世の中、多くの人が「常識」「普通」っていう言葉で捉えていることを二人が、それって変だよね、もっとこうした方が効率的だったり、日本がよくなるのにっていうようなことを討論している本です。

討論といいつつも、実はすべてLINEでやり取りした本なのです。でも、顔を突き合わせて話すことの必要性がなければ、こういった討論の方がいそがしい二人には合っているのかなと思えますし、えっ?って思ってしまうところが、私も含め、読んでいるものがとらわれている「常識」という思考の檻なのかもしれません。

内容は、多岐にわたり、働き方・教育、健康・食、メディア・スポーツ、ITなどから経済、政治までのヘンについて議論しています。

この本をよむと、日本って、なんか意味のないことに拘る人が多い国だなってつくづく思いました。

普段当たり前って思っていることを疑ってみると、いろいろなヘンが見つかります。そんなふうに自分の思考に亀裂を入れてくれる内容だと思います。

 

レッドドラゴン(上・下)

レッドドラゴン(上・下) トマス・ハリス ハヤカワ文庫NV 訳 加賀山卓朗

自分が今まで感じたことのない経験ややりたくてもできなかったことを堂々とできるシチュエーションを思いもかけず手にした場合、人は急に戸惑うものなのかもしれない。そういうときって、素の自分が現れてしまうものなのです。

そして、愛とはシリアルキラーさえも救うものなのか?

ハンニバル・レクターシリーズの第一作目となるこのレッドドラゴンを読み終えた瞬間、そんな風に思えたのです。

満月の夜に連続して起こる「歯の妖精」と呼ばれる殺人鬼の一家皆殺し事件。元FBI捜査官のウイルグレアムは、愛する女性と離れ離れになりながらも、事件を追っていきます。このグレアムの捜査方法というのは事件現場へ赴き犯人の目線になり、犯人像をプロファイリングしていくという方法です。

前半は、このグレアム側の視点で物語が進行していくのですが、下巻に入ると、犯人の生い立ちが非常に細かく描かれていきます。そのせいか読んでいくうちに読み手はどんどん犯人の内面に引きずり込まれていき、気がつけば犯人を応援というか同情というか、そんな気持ちになってしまいます。

最後は犯人を救いたいって思えるほどに・・・。

でも、それはかなり危険なことかもしれませんよね。

作者のトマス・ハリスは、そんな危険性を察知してか、ラストでもうひと波乱起こしてくれるので、それでようやく読者は、現実に立ち還ることができ、ふっと溜息をついてしまうと思います。